仮想通貨入金は利用可能なオンカジが多く、気になっている方も多いのではないでしょうか。
仮想通貨は銀行やクレジットカードを使用しないので匿名性が高く、送金のスピードも速い特徴があります。
この記事では、オンカジにおすすめの仮想通貨入金取引所をご紹介します。併せて、入金の流れや仮想通貨を利用するメリット・デメリットもご紹介します。
仮想通貨初心者の方や、仮想通貨の利用を思いとどまっている方は是非この記事を参考にしてください。
オンカジに使える仮想通貨取引所とは
仮想通貨取引所には、国内の仮想通貨取引所と海外の仮想通貨取引所があります。
ここで大切なのは、オンカジの入出金に利用できるのは海外取引所のみということです。
日本の仮想通貨取引所は、オンカジへの取引を禁止しているため利用できません。
オンラインカジノについては、海外で合法的に運営されている場合でも、日本国内から接続して賭博を行った場合、日本の刑法上は「賭博罪(刑法第185条)」や「常習賭博罪(同法第186条第1項)」などの犯罪に該当します。
当社においても、オンラインカジノに関連すると疑われる事由があると当社が判断した場合、お取引を制限させていただく場合や暗号資産の預入または送付をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。引用元:GMOコイン(https://coin.z.com/jp/news/2025/05/14502/)
日本国内からオンカジへの入出金が発覚すると、取引の中止や口座が凍結する恐れがあります。
日本の仮想通貨取引所は金融庁の登録業者です。
そのため、賭博に該当するオンカジへの入出金を固く禁止しています。
一方、海外の取引所はオンカジの入出金に利用することができます。ですが、日本国内からオンカジに入金することは賭博となり違法ですので利用してはいけません。
仮想通貨でオンカジに入金する方法・やり方

仮想通貨を使用して、オンカジに入金・送金する方法を解説します。入金手順は以下のとおりです。
- 海外取引所のウォレットを開設する
- 海外取引所にて仮想通貨を購入する
- 利用したいオンカジに仮想通貨を入金する
- Bybitにログインする
- 「出金」を選択し必要事項を入力する
まずはじめに、海外取引所のウォレットを開設します。
今回はオンカジの入出金に最もおすすめの「Bybit」を使って解説します。

メールアドレスまたは、携帯番号とパスワードを入力し「入会特典をゲット」をクリックします。

登録したメールアドレスに認証コードが届きますので入力します。

以上でBybitのウォレットは開設完了です。

Bybitにログインし画面上部にある「暗号通貨を購入」をクリックします。

購入ページに必要な情報を入力します。
- 支払い
- 受取(自動入力)
- 決済方法
「支払い」に購入する金額を入力すると、「受取」は自動で入力されます。
購入する仮想通貨によって多少異なりますが、以下のような決済方法が選択できます。
- クレジットカード
- デビットカード
- Apple Pay
- Banxa(第三者)
- Mercuryo(第三者)

クレジットカード・デビットカードで支払う場合は「カードを追加」をクリックし、カード情報を登録します。
Bybitで利用できるカードは以下の3つです。
- Visa
- Mastercard
- JCB
決済方法を選択できたら、あとは案内に沿って入金手続きを進めていきます。

入金手続きを進めるには、本人確認書類を提出しなければいけません。
本人確認書類に認められている書類は以下のとおりです。
- 運転免許証
- IDカード(マイナンバーカード)
- パスポート
- 居住許可証
上記からいずれかの書類を手に持ち、顔がはっきりと分かるセルフィー写真を提出しましょう。
最後に、利用したいオンカジに仮想通貨を入金していきます。
今回は遊雅堂を例に解説します。

入金ページから仮想通貨を選択します。

決済方法が表示されたらウォレットアドレスをコピーしておきます。後ほど必要になります。

スマホから入金する場合は「ウォレットを開く」をクリックするとQRコードが表示されますので、カメラで読み取りましょう。
為替レートも忘れないようにメモしておきましょう。
続いて、Bybitからオンカジに送金する方法を解説します。

Bybitにログインし画面右上の「資産」をクリックします。

「出金」をクリックします。

未認証の設定を認証させます。先程メールアドレスは認証済なので、Google認証を完了させます。

認証が完了するとアカウントページが開きますので、「資産の詳細」をクリックします。

「出金」をクリックし、以下の情報を入力していきます。
- 通貨(オンカジで選択した通貨)
- ウォレットアドレス(オンカジで入力したアドレスを貼り付ける)
- チェーンタイプ(リストから選択する)
- 数量(オンカジに入金する金額)
通貨は、オンカジで入金申請を行ったものと同じ通貨を選択してください。
ウォレットアドレスの欄は、オンカジでコピーしたアドレスを貼り付けます。残りの項目もすべて入力できたら「確定」をクリックします。
以上で、Bybitからオンカジへの入金は完了となります。
オンカジから出金する方法

ここからは、仮想通貨を使ってオンカジで得た勝利金を出金する方法を解説します。入金同様、海外取引所はBybitを例に解説しています。
- オンカジから海外取引所のウォレットに出金する
- 海外取引所から国内取引所に送金する
- 指定の銀行口座に出金する

Bybitにログインし「入金」をクリックします。

- 入金したい通貨を選ぶ
- チェーンを選ぶ
通貨はオンカジで出金申請する通貨と同じものを選びましょう。
対応チェーンのみを使用し、対応通貨を入金してください。
各通貨には、最低入金額や入金方法(スマートコントラクト)など、異なる入金要件があります。入金を行う前に、入金ページの重要な注意事項を必ず一読しましょう。

通貨とチェーンを選択できたら「入金詳細を確認する」に表示されているアドレスをコピーします。
次にオンカジから出金手続きを行います。入金の同様、遊雅堂を例にして進めていきます。

遊雅堂にログインし、メニューから「出金」を選択します。

表示された出金ページの項目を、すべて入力していきます。
- 決済通貨
- 金額
- 仮想通貨アドレス
仮想通貨アドレスは、先程Bybitでコピーしたウォレットアドレスを貼り付けます。
すべての項目を問題なく入力できたら「出金する」をクリックします。
- 送金時に発生するマイナー、ネットワークなどの別途手数料は自己負担になる場合があります。手数料の発生は手続き時の状況によって異なります。
- 出金申請に利用する口座名義は、アカウントと同じ名義でなければ受け付けられません。
海外の仮想通貨取引所から、直接自分の口座に入金することが基本的にできません。
そのため、「国内取引所を経由して仮想通貨を送金する」という手順を踏まなければいけません。
先ほど海外取引所へ出金した勝利金を、国内取引所へ送金していきます。
ここではCoincheckを例として解説します。
もし勝利金をそのまま仮想通貨で保管する場合は、以下の手続きは必要ありません。

Coincheckにログインしたら「販売所(売却)」をクリックします。まずは、ご自身が出金しようとしている仮想通貨を日本円に売却(換金)します。

数量を入力したら「売却する」をクリックし、仮想通貨を日本円に売却します。

続いて「日本円の出金」をクリックし、銀行口座を確認したら「この口座に振り込む」をクリックします。
これで日本円に換金し、指定の銀行口座への出金が完了しました。
仮想通貨は銀行振込より安心だけど面倒
上記で解説した仮想通貨の入金・出金の流れでお分かりいただけたかと思いますが、仮想通貨はとにかく手間がかかります。
その点、銀行振込は面倒な手続きなく、簡単にオンカジに送金できます。
普段から身近にある銀行からの送金は信頼性や安全性が高いですが、利用規約違反とみなされる可能性があり、送金拒否される可能性があります。
仮想通貨からの送金はそのような心配が少なく、手続きに手間はかかりますが出金できる確率が全く異なります。
ここからは仮想通貨と銀行振込の違いを分かりやすく解説していきます。
銀行振込 | 仮想通貨 | |
---|---|---|
匿名性 | 低い | 高い |
手軽さ | 身近にあり使いやすい | 登録と経由が手間 |
スピード | 当日~数日で着金 | 即時~数分程度 |
出金の確実性 | 送金拒否の恐れあり | かなり高い |
手数料 | 送金額に応じて高くなる | 基本的に無料 |
手間や時間のかかり方の違い
銀行は信頼性が高く安全に送金できるため、多くのプレイヤーはオンカジへの送金に銀行振込を選択します。
銀行からオンカジへ直接送金できるので、反映は早くて当日、遅くても翌営業日には反映し、そのスピーディーさと利用のしやすさも銀行振込の特徴です。
一方、上記でも述べたように仮想通貨は直接送金することができません。
仮想通貨を使って送金する場合、まず海外取引所にウォレットを開設しそこで仮想通貨を購入します。その後、オンカジに仮想通貨を入金します。
また、勝利金を出金する時は海外取引所から直接自分の口座に入金することができないため、一度国内取引所に送金し、その後日本円に換金し自分の口座に振り込むという手順を踏まなければいけません。
銀行振込:面倒な手続きなく送金できる
仮想通貨:取引所を1~2ヶ所挟まなければ送金できない
出金の確実性の違い
オンカジへの送金に銀行を使用する場合、利用規約違反とみなされ送金拒否されたり、口座凍結するリスクが非常に高いです。
国内からオンカジに接続しお金を賭ける行為は「賭博」となり違法です。公式な金融機関が、違法なお金の送金を許可するわけがありません。
銀行口座を使用して送金するということは、個人情報が丸わかりとなりオンカジの利用がバレる可能性があります。
銀行側は疑わしい取引を税務署に報告する義務があるため、調査の対象となってしまいます。
特に海外送金に関しては、銀行が税務署に「国外送金調書」を提出する義務があるため、よりバレやすくなっています。
一方、仮想通貨は匿名性が非常に高く、送金に個人情報を必要としません。
仮想通貨ウォレットのアドレスだけでやり取りできるため、送金情報からオンカジの利用がバレることはまずありません。
ブロックチェーン技術により暗号化されるので、第三者にデータを改ざんされる心配もなく、休日・深夜関係なく送金することができます。
銀行振込:オンカジへの送金だとバレたら口座凍結の恐れあり
仮想通貨:匿名性が高く送金スピードが高い

おすすめの仮想通貨取引所はどこ
ここからは、オンカジの送金におすすめの仮想通貨取引所をご紹介します。
おすすめ国内仮想通貨取引所
まずは国内のおすすめ仮想通貨取引所をご紹介します。
オンカジの勝利金を出金する際、必ず国内取引所を経由しご自身の銀行口座に振り込まなければいけません。
海外取引所からの送金に、スムーズに対応してくれる国内取引所をピックアップしました。
- Coincheck
- bitFlyer
Coincheck(コインチェック)

- 日本円の入出金が簡単日本円の入出金が簡単
- 操作が簡単で初心者向け
- 国内銀行とスムーズに連携が取れる
- 国内最大級の取扱通貨数
Coincheckは日本で最も利用者が多く、初心者にも使いやすい仮想通貨取引所です。
スマホアプリも人気が高く、App Storeでも高評価となっています。
Coinchekcの取扱通貨は以下のとおりです。
BTC、ETH、ETC、LSK、XRP、XEM、LTC、BCH、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ、SAND、
XYM、DOT、FNCT、CHZ、LINK、DAI、MKR、MATIC、APE、AXS、IMX、WBTC、SHIB、AVAX、
BRIL、BC、DOGE、GRT、MANA、MASK、PEPE
オンカジでよく利用される通貨もすべてカバーしています。
ですが、オンカジを利用して引き出す疑いがある仮想通貨に関しては、出金前に確認の連絡が届く可能性があります。
マネーロンダリング防止の観点から送金はどこも厳しい対応です。また、送金に関する手数料も事前に確認しておきましょう。
国内取引所から、直接勝利金を出金することはできません。
bitFlyer(ビットフライヤー)

- 高いセキュリティ
- 手数料が比較的低い
- 国内ビットコイン取引量No1
- 最短5分で口座開設完了
bitFlyerは2014年の創業以来、国内で一度もハッキング被害に遭っていません。コールドウォレット管理、2段階認証、SSL化などを導入し安全性が非常に高いです。
また、2016年~2024年まで9年連続で国内ビットコイン取引量がNo1です。
そんなbitFlyerの取扱通貨は以下のとおりです。
BTC、ETH、XRP、DOGE、SHIB、PEPE、AVAX、BCH、DOT、LINK、LTC、XLM、ETC、POL、MATIC、
MKR、IMX、RNDR、GRT、AXS、XTZ、FLR、SAND、MANA、CHZ、APE、BAT、MASK、XEM、LSK、
XYM、MONA、PLT、DAI、ZPG、ZPGAG、ZPGPT
bitFlyerもまた、オンカジ関連の資金と疑われる取引については、犯罪収益移転防止法に基づき取引を行う目的などを確認すると言った内容のメールが届く可能性があります。
Coincheck同様、bitFlyerも直接勝利金を出金することはできません。日本国内からオンカジにアクセスし送金する行為は犯罪です。
おすすめ海外仮想通貨取引所
続いておすすめの海外仮想通貨取引所をご紹介します。
オンカジからの勝利金は海外取引所のウォレットに出金します。オンカジは海外でしか利用できないので、海外の取引所へ出金することに関して問題はありません。
- Bybit
- Bitget
Bybit

- 日本語に対応
- アプリでどこでも利用可能
- BTCをワンクリック購入可能
- 大口取引に対応
「仮想通貨でオンカジに入金する方法・やり方」でも例として使い方をご紹介したBybitですが、日本語対応なのでとても見やすく使い勝手がいいです。
拠点国はシンガポールで2018年に設立しています。
Bybitはまだ記憶に新しい2025年2月に約1.4~1.5億ドル(約1.5BUSD)の大規模不ハッキング事件を経験しています。
数日で顧客資産を補償し、問題なく引き出せるように対応しましたが、リスク管理をしっかり行うことが大切だと気付かされた事件でした。
Bybitは日本語での問い合わせにも24時間365日対応していますので、何か不明点や不安点が発生した場合、積極的に問い合わせを行うようにしましょう。
Bitget

- 高いセキュリティ体制
- 初心者にも優しい設定
- 規約・透明性を強化
- アプリでどこでも利用可能
シンガポールを拠点としているBitgetは2018年に設立されました。
Bitgetはサッカー選手のメッシがプロモーションしていることでも有名で、日本語によるサイトとアプリを提供しており、多くの日本人が利用しています。
高いセキュリティ体制に定評があり、シンガポールのMAS、カナダFINTRAC、米FinCENの3つのライセンスを保持しています。
過去に一度ウォレットで問題が発生しましたが、取引本体はハッキングされていません。
ユーザー保護を徹底しているためKYC認証は必須で、承認まで時間がかかることもあります。
トラベルルールを知っておこう
仮想通貨を利用したことがある人ならご存知かも知れませんが、2023年6月の法改正で暗号資産のトラベルルールの実施が義務付けられました。
暗号資産・電子決済手段の取引経路を追跡することを可能にするため、暗号資産交換業者・電子決
済手段等取引業者(以下「VASP」という。)に対し、暗号資産・電子決済手段の移転時に送付
人・受取人の情報を通知する義務を新設
トラベルルールは、仮想通貨に関連する国際的な資金移動に義務付けられたルールで、主に国際的なマネーロンダリング対策、テロ資金供与の防止として導入されました。
トラベルルールにより、取引業者は暗号資産の移動・決済時に送付人と受取人の情報を通知しなければいけません。
トラベルルールの詳細 | |
---|---|
対象者 | VASP(暗号資産交換業者・電子決済手段等取引業者) |
適応時 | 暗号資産を送金する際 |
送金者 | 氏名・住所・ブロックチェーンアドレスの情報を通知 |
受取人 | 氏名・ブロックチェーンアドレスの情報を取引業者に送信 |
対象となる移転 | 国内VASPへの移転・外国VASPへの移転 |
除外される移転 | 日本の通知義務に相当する規制が定められていない国又は地域に対する移転 |
2025年6月現在、トラベルルールの対象となっている国や地域を以下にまとめました。
- アメリカ合衆国、
- アラブ首⾧国連邦
- アルバニア
- イスラエル
- インド
- インドネシア
- 英国
- エストニア
- カナダ
- ケイマン諸島
- ジブラルタル
- シンガポール
- スイス
- セルビア
- 大韓民国
- ドイツ
- ナイジェリア
- バーレーン
- バハマ
- バミューダ諸島
- フィリピン
- ベネズエラ
- ポルトガル
- 香港
- マレーシア
- モーリシャス
- リヒテンシュタイン
- ルクセンブルク
上記の国や地域に国内取引所から仮想通貨を送金する場合、トラベルルールが発生します。また、現時点で新たに追加する法域が30法域決まっています。
日本の取引所はトラベルルールが厳しい
元々、銀行間の国際送金に適応されていたルールが暗号資産にも拡大しました。
特に日本の取引所のトラベルルールはとても厳しく、どの取引所もオンカジに関する送信・受信について警告を出しています。
海外で合法的に運営されているオンカジであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪行為です。「賭博・ギャンブルを利用する目的で暗号資産を送信する行為、又は利用した暗号資産を受信する行為」を禁止しています。これに違反した場合、当社サービスの解約の対象となります。
オンラインカジノのアドレスへの暗号資産の送信依頼はお受けできません。
オンラインカジノで利用した暗号資産をユーザー口座で受信すると、当該暗号資産は「犯罪収益に関するもの」と判断され、当社利用規約により、当該暗号資産は凍結の対象となり、お客様へ交付されませんのでご注意ください。
当社におきましても、オンラインカジノに係る賭博事犯の発生を防止するため、暗号資産・電子決済手段を利用したオンラインカジノにおける賭博等の犯罪行為を含む法令違反行為や公序良俗に反する行為のための暗号資産・電子決済手段の入庫又は出庫等のサービス利用を禁止しております。
お客さまが国内外のオンラインカジノに関連した取引を行おうとしていることを把握した場合、当該取引を停止いたします。
国内取引所からオンカジに送金することはできません。
仮想通貨を使ってオンカジで遊ぶ場合は、トラベルルールが適応されていない海外取引所を利用しましょう。
オンカジで仮想通貨を利用するメリット
オンカジで仮想通貨を利用するメリットをまとめました。
ここまでオンカジの送金に仮想通貨は注目されているのには、プレイヤーにとって主要な理由がありました。
- 出金できる可能性が格段に上がる
- オンカジの勝利金とバレる心配が減る
出金できる可能性が格段に上がる
オンカジの規制は日に日に厳しくなっており、入出金方法も常に情報が更新されています。
オンカジへの送金で人気のある方法は銀行送金・クレジットカード送金ですが、利用できるオンカジが減っているのが現状です。
オンカジの入出金に銀行送金を利用すると、履歴が残りオンカジで収益を得たことが分かってしまい送金拒否されてしまいます。
銀行側はオンカジ事業者や決済代行会社を把握しており、取引を行うとすぐにバレてしまう上に、銀行は税務署と連携しているので、こちらにもすぐに情報が共有され調査が入ります。
その点、仮想通貨はブロックチェーンにより透明性が保たれており、銀行を通さずに世界中に送金ができます。
匿名性、自由度の高さから、誰からもブロックされることなく送金が可能となっています。
オンカジの勝利金とバレる心配が減る
仮想通貨は中間管理者がいないため、プライバシーを守りつつスムーズな入出金が可能となっています。
送金方法も、ウォレットアドレスを指定して送るというシンプルな方法です。仮想通貨で使用するアドレスというのはユーザーの名前ではありません。
送金履歴はブロックチェーン上には残りますが、銀行送金のように履歴が残るわけではないので、個人情報が表に出にくいメリットがあります。
トラベルルールが適応されていない海外取引所を利用すると、オンカジからの送金だとバレる可能性は極めて低いでしょう。
オンカジで仮想通貨を利用するデメリット
続いてはオンカジで仮想通貨を利用するデメリットを見ていきましょう。
- 高変動による損失のリスクがある
- アドレスを間違えると資金は戻ってこない
高変動による損失のリスクがある
仮想通貨は、価格が変動しやすい特徴を持っています。
特に人気通貨のビットコインやイーサリアムといった主要通貨は、1日に10%前後変動することもあります。
考えられる理由を以下にまとめました。
- 政治や国のニュースに影響されやすい
- 株などに比べると市場がまだ発展途中
- 取引所が休むことなく24時間365日開いている
仮想通貨は世界のニュースや政治家の発言の影響を受けやすく、一つのニュースで価格が大きく変動してしまい大損することも十分にあり得ます。
また、取引所が24時間365日開いているということは、自分の知らない間に大口の売買で価格が一気に変動したり、暴落する可能性もあるということです。
投資目的でなくオンカジのために仮想通貨を使用するのであれば、価格が安定している通貨を選ぶことをおすすめします。
アドレスを間違えると資金は戻ってこない
仮想通貨を利用する上で最も注意する点が、アドレスを間違えないということです。
仮想通貨を間違ったアドレスに送ってしまうと、基本的に資金を取り戻すことはできません。
銀行で誤った振込先に送金した場合、銀行が介入してくれるので戻って来る可能性もあります。
しかし、仮想通貨はブロックチェーン上の取引のため中央管理者が存在せず、一度取引が完了してしまうと世界中の誰にも操作を取り消すことができません。
そのため、アドレスの間違いを絶対にしてはいけない慎重な操作が必要になります。
アドレスを間違えないためにできる対策として、アドレスは手入力でなく必ずコピペしましょう。コピペをした上で、冒頭と末尾の文字が合っているか目視で確認しましょう。
仮想通貨の送金は、慎重すぎるくらい慎重になり何度も確認することが大切です。
オンカジで仮想通貨を使用する際によくある質問
- 仮想通貨で入金すると手数料は発生しますか?
-
手数料を徴収するオンカジもありますが、多くのオンカジは仮想通貨の入出金手数料を無料にしています。
取引所は一般的に手数料が発生しますが、支払う手数料は「取引を処理してもらう」ことへの報酬として支払う手数料が通貨の種類によって発生します。またこの手数料は、ネットワークの混雑状況によって大きく変動します。 - 仮想通貨はセキュリティリスクは大丈夫ですか?
-
仮想通貨が使用しているブロックチェーンの仕組みは非常に強力ですが、ハッキングやフィッシング詐欺がないとも言い切れません。PCやスマホのウイルス感染やパスフレーズの紛失など、利用者側による落ち度でセキュリティリスクで資金を失う可能性があります。
- 海外取引所でもトラベルルールは適応されるのでしょうか?
-
トラベルルールを導入している国で運営されている取引所は、日本と同じトラベルルールが適用されます。現在28法域で適応されており、新たに追加する法域が30法域決まっています。